コウジ酸
酒や麹の仕込みなどを行う職人さんの手が、水仕事にも関わらず白く美しいことから発見・研究が進んだ、自然由来の有効成分。 明るさが失われた エイジング肌にも積極的にアプローチ。
美容意識が高い方に大注目されている食材のひとつ酒粕。
甘酒、スイーツ、ソースなど食事に取り入れている方も多いのでは?
そんな酒粕は、食べるだけではなくスキンケアにも高い効果が期待できます。
今回は酒粕を使った「酒粕パック」をご紹介します。
酒造りに携わっている杜氏さんの手が白くてきれいなのは酒粕のおかげだといいます。
それは酒粕に含まれる数々の美肌成分のおかげ。
酒粕には肌の透明感やうるおいをアップする成分が、代表的なものだけでも6種類も含まれています。
アルブチンとは高い美白作用が期待できるハイドロキノンの誘導体。
紫外線を浴びるとメラニン色素が発生し、それが蓄積されるとシミやソバカスの原因になります。
アルブチンはメラニン色素の蓄積を防いでくれます。
コウジ酸にもアルブチンと同様にメラニン色素の生成や働きを抑える効果が期待できます。
フェルラ酸はエイジングケア化粧品に良く配合されている成分。
メラニン色素生成に関連するチロシナーゼの働きを抑えてくれます。
私たちの肌に存在する天然保湿因子セラミド。
肌質や加齢により減少し、それが肌の乾燥に関係するといわれています。
実はこのセラミドもスフィンゴ脂質のひとつ。
スフィンゴ脂質を補うことで、乾燥肌を改善し、潤いのある肌へと導きます。
酒粕には約20種類ものアミノ酸成分が含まれています。
アミノ酸は、肌の新陳代謝をアップしてくれる重要な成分。
新しい細胞に生まれ変わるときに必須の物質、それが核酸です。
さらに核酸はビタミンB群がからだの中で働けるようになるにも必須の栄養素です。
米麹による透明肌の効果は、月桂冠さんのサイトで詳しく説明してくださっていますので、興味のある方はこちらもどうぞ
http://www.gekkeikan.co.jp/RD/health/amazake03/
酒粕・・・大さじ1
水・・・・大さじ1
材料をよく練って、顔にまんべんなくつけます。
5分おいてよく洗い流してください。
アルコールアレルギーの人が実際手の甲で「酒粕パック」をしてみたところ真っ赤になってしまいました。
また、アルコールを飛ばすために酒粕を沸かしてしまうと、せっかくのコウジ酸やアルブチンなどの効果がなくなってしまいます。
そこで、アルコールアレルギーの方向けに、「酒粕パック」に近く、さらに効果をプラスしたパックを考えてみました。
コウジ酸・・・・・・1/2spoon(1杯)
アルブチン・・・・・1spoon(1杯)
パンテノール・・・・1/4spoon(1杯)
ナイアシン・・・・・小さじ(かるく1杯)
ホワイトカオリン・・大さじ(7杯)
きな粉・・・・・・・大さじ(2杯)
水・・・・・・・・・大さじ(5杯)
全体をよく混ぜて、ジップロックなどの密閉容器に入れて保存してください。
使う分だけを清潔なスプーンですくい、顔全体につけます。
5分ほどおいてよく洗い流してください。
紫外線が強くなる時期はもちろん、
空気の乾燥がひどくなる時期や、季節の変わり目など、酒粕パックで集中保湿してあげるといいですね。
酒や麹の仕込みなどを行う職人さんの手が、水仕事にも関わらず白く美しいことから発見・研究が進んだ、自然由来の有効成分。 明るさが失われた エイジング肌にも積極的にアプローチ。
お肌に透明感を与え、特に紫外線ダメージの気になるお肌におすすめの原料。
透明感のある、なめらかな肌に導きます。
肌自身の修復力を高めつつ、すぐれた保湿効果で乾燥、肌荒れ、小じわなどのお悩みに対応。
ヘアケアに使うとサラリとした感触で頭皮・髪にも自然になじみ美しいツヤ、コシのある髪を毛根から育みます。
コラーゲンの生成を助ける作用があるといわれ、エイジングケアにおすすめの原料です。
化粧水や美容液、クリームなどにご使用いただけます。
なめらかでふんわりとし、感触が優しいのが特徴。
作用が穏やかで使いやすく、初心者の方にもおすすめです。