キサンタンガム
デンプンを発酵して作られる増粘剤です。
白色~淡黄色の粉末で、原料由来の特有の香りがします。
少量でとろみが出るので、ジェルを作るときにもおすすめです。濁りがなくクリアなジェルができます。
こんにちは!アロマセラピストのうのかです。
夏本番で暑い日が続きます。
べたつく季節はスキンケアをすることも億劫になりがちなので、肌につけるのも使い心地が軽くさわやかなものが良いですね。
夏の手作りコスメの定番といえば、キサンタンガムを使用したジェルですが、さらに清涼感のあるエッセンシャルオイルをプラスすることで冷感コスメとして活躍します。
今回はそんなジェルのレシピの中でも夏向けアレンジ方法をご紹介します。
まず最初に、ひんやりジェルの基本のレシピを覚えておきましょう。
■ひんやりジェルの基本のレシピ
材料(30ml分)
キサンタンガム…0.3g
植物性グリセリン・オーガニック…1ml
ディープシーウォーター…30ml
■作り方
1.ビーカーにキサンタンガムと植物性グリセリン・オーガニックを入れて混ぜます
2.全体的に混ぜ合わさったらディープシーウォータを入れ、さらに混ぜます
3.全ての材料が均一に混ぜ合わさったら、容器に移して出来上がり
基本のジェルはとてもシンプルで使い勝手が良い手作りコスメです。 このジェルの中にエッセンシャルオイルをプラスして、夏向けの冷感ジェルとして使ってみましょう。
■ペパーミントを入れて冷感ジェルに
基本のジェル(30ml)の中に、ペパーミントを6滴入れるとひんやりジェルに変身。
ペパーミントは体感温度を4度下げることができる実験結果が出ています。
暑い夏のひんやりジェルとして常備しておけば、エアコンの節電対策になったり、熱帯夜で寝苦しい夜に清涼感と冷感を与えてくれます。
■フローラルウォーターを入れて夏の癒し系ジェルに
基本のジェルレシピのディープシーウォーターをお好きなフローラルウォーターやハーバルウォーターに変更して香りの癒しジェルに変身。
ローズウォーターやネロリウォーターなどの優雅な花の香りがほのかにするジェルにしたり、ホワイトバーチウォーターや月桃ウォーターなどの甘さの中にあるハーブらしいスッキリとした香りの癒しジェルを作ることもできます。
基本のジェルは使い勝手も良く、肌馴染みも良いコスメなので季節を問わず活用することができますが、シンプルで涼しげな見た目なので夏向けコスメとしてとてもおすすめです。
さらに、ひんやりした香りのアロマをプラスして、冷感ジェルや夏の癒しジェルに変身させると暑さ対策や安眠できるアイテムとしてとても便利です。
寝苦しい夜や汗をかきたくないお風呂上りなど、夏の生活にぜひお役立てください。
ライター:うのか
アロマセラピスト/ アロマテラピーとハーブを普段の暮らしの中で工夫しながら取り入れることをライフワークにしています。人へのアロマの他にペットアロマにも関心があります。コラムではできるだけ毎回違うものをご紹介します。
デンプンを発酵して作られる増粘剤です。
白色~淡黄色の粉末で、原料由来の特有の香りがします。
少量でとろみが出るので、ジェルを作るときにもおすすめです。濁りがなくクリアなジェルができます。
“皮膚刺激少なめ”“高い安定性”“プチプライス”で愛され続けている、保湿剤のスタンダード。
取り扱いも簡単で、初心者の方にもおすすめです。
化粧水やクリームのベースとなる、浸透性に優れた海洋深層水です。
海の上層にある表層水に比べ、光の届かない深海の水である海洋深層水は、マグネシウムをはじめ、カルシウム、カリウム、ナトリウム、亜鉛、銅、セレン、マンガンなどさまざまなミネラル成分を含んでいます。
濃厚で甘い香りが特徴。
高貴な香りを楽しみながら、しっとりとうるおう肌へ。
柑橘系のさわやかさとフローラルの香りを併せ持ちリラックス効果が期待できます。
エイジングケアや乾燥肌対策にもおすすめです。
早春の1ヵ月間という限られた時期しか採取できない、貴重な白樺(ホワイトバーチ)のエッセンス(樹液)。
豊富に含まれるタンニンが肌のゆるみに働きかけ、キュッと締まりのある肌に導き、開きがちな毛穴を整えます。
コラーゲンを分解酵素の働きを抑えるカワイン類や抗酸化力にすぐれたポリフェノール類を多く含み、肌のコンディションを整えながら、うるおいアップ。
エイジングケアに頼もしいウォーター。
古くから親しまれるミント(ハッカ)のすっきりした香りです。
少し刺激が強めの精油ですので、使用は低濃度からお試しください。
季節の変わり目などの鼻やのどのケアに。ぼんやりした頭をすっきりしてくれる効果もあるので、乗り物に弱い方や時差でリズムが乱れた方にもおすすめです。