肩こり改善、安眠効果、春を豊かに迎えるハンドバス
アロマ
2022.2.18

肩こり改善、安眠効果、春を豊かに迎えるハンドバス

こんにちは。ライターのおおうちです。

暦の上では春を迎えましたが、まだまだ冷えを感じる日も多いですね。
今回は、そんな時期におすすめのハンドバス(手浴)をご紹介します。
手先の冷えだけでなく、冷えからくる肩こりでお悩みの方にもおすすめです。
手軽にできて、血行をよくしてくれるハンドバスで気持ちも体もリフレッシュして、
元気に春を迎える準備をしましょう。

ハンドバス(手浴)とは

ハンドバス(手浴)とはシンプルに表現すると手のお風呂。
指先から手首の上まで、またはヒジまでをお湯につける部分浴のことで、血行を促進する温浴法です。
冷えた手を温めるだけでなく、手をすみずみまで清潔にする、また、血流を整えて美しい手を作るといった効果もあります。

肩こりや不眠でお悩みの方におすすめ

ハンドバスをする場合には、指先だけでなく、手首までしっかり温めるのがポイントです。
手首には、体表に近い部分を走る血管が集中しているので、その手首を温めることで、手だけでなく、体まで温めてくれます。
ハンドバスは特に肩こりや首の凝りなど、上半身のこわばりを和らげることに向いています。冷えからくる肩こりでお悩みの方にはぜひ続けて試していただきたい療法です。
また、寝つきがよくない方や少ない時間で質のよい睡眠を取りたいという方にも効果的です。

香りと彩りを楽しむハーバルハンドバス

ハーブとお湯だけで手軽に楽しめるハンドバス。
ハーブの効能を考えながらでも良いですが、見た目の美しさで選んでも。
お子さまにも安心して楽しんでいただけるハンドバスです。
ご自宅に使っていないハーブティが残っているときにもおすすめです。

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材料
お好みのハーブ(今回はドライハーブを使いましたが、フレッシュハーブでも可)
・洗面器(深めのボウル、洗いおけなどお湯を入れる容器)
・タオル
・お湯(40〜43度程度)

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1.深めの洗面器にやや熱めのお湯を入れ、お好みのハーブを入れます。
見た目の鮮やかさ、華やかさにも癒されるのですが、お急ぎのときは、ハーブをガーゼで包んで輪ゴムで留めたり、お茶パックに入れてお湯に浸すことでも可能です。

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2.手首のくるぶしがしっかりとつかるように手を入れて、5分〜15分程度温めます。
寒い時期はお湯の温度が下がりやすいので、タオルなどで覆いをするか、差し湯を準備しておき、冷めてきたら差し湯をするとよいでしょう。

3.しっかり温まったらタオルで水分を拭き取ります。ハンドバスの後は、クリームやオイルなどでケアをしていただくと、温かさが持続し、肌の乾燥を防ぐことができます。

バスエッセンスを使ってさらに手軽に

市販のバスエッセンスもハンドバスに使用できます。
手軽なだけでなく、全身浴よりも少ない量で効果的に楽しめますよ。

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ハンドバスは、外出先から帰ってきたときや、寝る前、など、日々のルーティンの中に組み込んでいただき、続けていただくのが一番です。
ただ、毎日のことだと、面倒だと続かないですよね。
手軽に楽しみたい時には、マンデイムーンのハニーバスエッセンスがおすすめです。
お湯をはった洗面器やシンクに大さじ1杯程度を入れて、さっと使えるので便利です。

娘のお気に入りは、ローズゼラニウム。優しいお花の香りがほっとするようです。
学校帰りに手を温めながら、手の汚れだけでなく、いつもと違う出来事で不安定になった気持ちもクレンジングできているようです。
パインやサイプレスが好きな私はシベリアンファーがお気に入り。1日の始まりやこれから集中するぞという時にぴったりです。
すっきりとしたシャープな香りは在宅ワークの方のリフレッシュなどでも活躍できそうです。

ハニーバスエッセンス

お好みの香りのケアオイルでハンドバスをより楽しく

お時間のある時には、少し手をかけて、手のスペシャルケアをしませんか。
お手持ちのキャリアオイルにお好みのエッセンシャルオイルを加えるだけで、バスオイルとしても使えるケアオイルができます。

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材料
ホホバオイルスイートアーモンドオイルマカデミアナッツ油などお好みのオイル) 50ml
エッセンシャルオイル 10滴
ビーカー
ガラス棒
保存用遮光ビン

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1.オイルを入れたビーカーにお好みのエッセンシャルオイルを入れます。
今回はラベンダースイートマジョラムを使用しました。
マジョラムは加温の力をもつエッセンシャルオイルとして知られていますが、その温める効果は体だけでなく心も温めてくれます。
身体が冷えてしまったなー、という時はぜひお使いいただきたいエッセンシャルオイルですが、ちょっと疲れて気持ちに元気がないときにもぜひ使っていただきたいエッセンシャルオイルです。

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2.オイルとエッセンシャルオイルをガラス棒でよく混ぜます。

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3. 用意しておいた遮光瓶に移して保存します。
今回はスポイト付きの瓶を使用しましたが、シンプルな蓋付きの瓶やプッシュボトルなどご自身が使いやすいタイプのものを選ぶのがおすすめです。

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このままバスオイルとして、入浴時にお使いいただけますが、今回はハンドバスにこちらのバスオイルを使いたいと思います。

手肌のお手入れにも。ケアオイルを使ったアロマハンドバス

お好みの香りのエッセンシャルオイルで作ったケアオイルを手になじませてから、お湯につけて温める、至福のハンドバス。
温まって血流もよくなりますので、エッセンシャルオイルとキャリアオイルの成分が、より浸透していき、美しい手肌を

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1. 洗面器や深めのボウルなどにお湯をはります。

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2. 作っておいたバスオイルを手に取り、手のひら、手の甲にオイルをなじませます。

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3. オイルをなじませた手を1.の洗面器に入れます。
この時も手首のくるぶしがしっかりお湯につかるようにして温めてください。5分〜15分程度温めます。
この場合も、寒い時期はお湯の温度が下がりやすいので、タオルなどで覆いをするか、差し湯を準備しておき、冷めてきたら差し湯をするとよいです。

4. しっかり温まったらタオルで水分を拭き取ります。手にオイルとエッセンシャルオイル成分が浸透し、しっとりとした手肌に。タオルなどで優しく水分を吸い取ってください。

日々の生活の中で役立つハンドバス

ハンドバス、いかがでしたでしょうか。
湯船につかって楽しむアロマバスや、足を温めるフットバスもいいですが、手軽にでき、即効性があるハンドバスは、ぜひ一度気軽にトライしてみていただきたい温浴法です。

血液の流れを整えて、疲れを取りたいとき、手肌のケアをしたい時はもちろんですが、日々の生活の中でも、朝なら血流を上げて体の目覚めを助けてくれますし、昼食後ならリフレッシュ・集中力をアップ、お休み前には心身をリラックスさせてくれて快適な睡眠に‥などいろいろなシーンで活用できることでしょう。

イライラや不安、緊張を感じたときに、お気に入りのハーブや香りを使ったハンドバスで浄化するというのもおすすめです。
温まったあとは、お湯と一緒にネガティブな気持ちも流してしまいましょう。

こわばった気持ちも体もほぐして、リラックス・リフレッシュ、さらには手の美肌をもたらしてくれるハンドバス。
皆さまが新しい季節を軽やかに過ごす手助けになれたら幸いです。


 


ライター:おおうちなみ
アロマテラピーインストラクター。ハーブ&ライフコーディネーター。「香りのある暮らしをもっと楽しく」をテーマに、暮らしに取り入れやすいアロマクラフトやコスメ作りなど、様々なアイデアを提案しています。

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