心と身体をゆっくりほぐすバスソルトのアレンジ

こんにちは。ライターのおおうちです。

長い雨が続き、蒸し暑い日が続きますね。
こんな季節はついついシャワーだけで手軽に済ませてしまうことってありませんか？
冷房での冷えだけでなく、冷たい飲み物や体を冷やす食物をとる機会も増えてくるこの時期は、知らず知らずのうちに体が冷えていることが多いものです。
この時期の入浴は、そんな冷え対策にぴったり。
しかも、暑さのストレスで固まった心と身体をゆっくりほぐしてくれ、自律神経を整えてくれる役割も。
意識してアロマバスに浸かる時間を作っていきたいものです。

今回は、楽しみながら、入浴効果を高めてくれるハーブやアロマ、クレイを使用したバスソルトのアレンジをご紹介します。

＜ハーブで色付け、エアコン乾燥をケアするアロマバスソルト＞

ハーブのもつ自然な色味をつけたバスソルトを作ります。
今回はホホバオイルも加えて、エアコンの乾燥や紫外線ダメージを受けたお肌にもアプローチ。

■ホホバオイル
砂漠の過酷な環境でも水分を保って育つことのできるたくましい植物、ホホバの種子から抽出されるオイル。
エアコンで乾燥した肌や紫外線を浴びた肌のうるおいを満たしてくれます。
私たちの肌に近い成分をもち、皮脂バランスを調整してくれるので幅広い肌質の方に使えるのも特徴。

また、ホホバオイルは他のキャリアオイルに比べて、酸化しにくいので、アロマクラフトでも使いやすい基材です。

材料：
ホワイトソルト・ヒマラヤン：大さじ３
植物油（ホホバオイル）：小さじ１
エッセンシャルオイル：４〜５滴
ドライハーブ：適量（今回はローズレッドを大さじ１使用しました。）
精製水またはミネラルウォーター：小さじ1〜2

１.チャック付き袋にソルトを入れておきます。

２.ドライハーブをビーカーなどに小さい容器に入れ、精製水またはミネラルウォーターを入れます。

３.ガラス棒や割り箸などで、ぎゅうぎゅう押し混ぜていくと色素が出てきます。
色素が出てきたら、お茶パックに入れます。
お洋服を汚さないようお気をつけて下さいね。

４.３を１のソルトを入れた袋に一緒に入れ、揉み込んでいくとソルトに色が移ってきます。

５.キッチンペーパーを引いたお皿などにソルトを広げ、一晩乾かします。
または電子レンジで600Wで20秒を２回繰り返して乾燥させることもできます。

ほんのり色づいたソルトは、キラキラと輝き、まるで小さなビジュー。
この色味にも癒されます。

６.香り付けのアロマオイルを準備します。
ソルトとは別に、小さい容器に植物油を入れ、エッセンシャルオイルを入れ混ぜます。

７.色付けしたソルトに６のオイルを加えて混ぜ、保存用容器に入れ出来上がりです。

手軽な方法として、ハーブで色素を抽出する代わりに、シコンエキスでも色付けすることもできます。
シコンの効能も期待しながら、優しいパープルの色味を楽しめます。
シコンエキスの量については色味を見ながら調整してください。

８.キラキラとかわいい色味のバスソルトができました！

＜クレイで色付け、心と身体の梅雨疲れを浄化するさっぱりアロマバスソルト＞

美容と健康にいい影響をもたらしてくれるクレイの力をプラス。
クレイのもつ自然な色味をつけたバスソルトを作ります。

混ぜるだけの簡単レシピですので、アレンジしやすいのも魅力です。

■クレイ
ミネラル成分が豊富で、優れたデトックス作用をもつクレイ。
その優れた浄化作用は、くすみをとってくれ、美白やキメの細かい肌をもたらしてくれるだけでなく、疲れなどの体の不調にも有効と言われています。

クレイは種類によって効能が違ってきますので、目的にあわせて選んでみてくださいね。
さっぱりしたい時にはグリーンクレイ、乾燥が気になる方はホワイトクレイ、敏感肌が気になる時はピンククレイやホワイトクレイがおすすめです。

材料：
ホワイトソルト・ヒマラヤン：大さじ３
お好みのクレイ：小さじ２
エッセンシャルオイル：４〜５滴

作り方：
ソルトをチャック付きビニール袋に入れて、エッセンシャルオイルが袋につかないように入れます。（エッセンシャルオイルの原液がビニール袋につくと、袋が溶けてしまうことがあります。）
さらにクレイを入れて、袋を揉み込んで混ぜ、保存容器に入れて出来上がりです。

ハーブで色つけしたバスソルトとはまた違ったマットな仕上がりになりました。
お風呂に入れたら、にごり湯になってスパのよう。
湯上がりさっぱり、心も肌も浄化された気分になれました。

＜マンデイムーンのバスソルトをアレンジ＞

ハーブやハーブパウダーが入ったソルトとブレンドエッセンシャルオイル付きのセットはそれだけでも十分楽しめるので、初めての方、時間のない方におすすめです。
エッセンシャルオイルが別に添えられているセットだから、その日の気分にあわせて、手元にあるハーブやアロマをプラスして自分好みのアレンジで楽しむのもおすすめです。