身体すべすべ、ボディオイルで乾燥対策
スキンケア
2020.12.16

身体すべすべ、ボディオイルで乾燥対策

こんにちは、ライターの米沢です。
冬型のお天気の日も続き、湿度や温度が少しずつ低くなってきましたね。
毎日の洗顔やバスタイムの後、フェイスケアやヘアケアで乾燥対策に気をつけていると思いますが、体はいかがでしょうか?
暑い時期に半袖で刺激にさらされている腕は、肌のうるおいが減ってきた気がしますし、足のひざ下は乾燥しやすくて、放っておくと白く粉をふいたりしてしまいます。
そこで、最近は手作りのボディオイルを一年中ずっと使っています。

ボディオイルにおすすめのオイルは

マンデイムーンには、コスメの原材料になる様々なオイルが販売されています。
高品質なのに原材料価格なのでお手頃です。
ビタミンEが豊富でエイジングケアが期待できるアルガンオイル、
皮脂バランスを保つ効果があってさらりとした使い心地のホホバオイル、
敏感肌にも穏やかな使い心地で保湿効果が高いスイートアーモンドオイルなど、
使い心地や効果で選んでいただけます。

私が今使っているのは「マカダミアナッツオイル・精製」です。
「マカダミアナッツオイル・未精製・オーガニック」は、精製したものより栄養豊富ですが、
私はエッセンシャルオイルを加えて香りも楽しみたいので、香りの少ない精製オイルを愛用しています。

おすすめオイル
アルガンオイル・未精製・オーガニック
ホホバオイル・未精製・オーガニック
スイートアーモンドオイル・精製・オーガニック
マカダミアナッツオイル・精製・オーガニック

マカダミアナッツオイルは肌への浸透が早いので、べたつきが少なくて使いやすいです。
お風呂上りに汗ばむこともあるので、べたつきがあるオイルは使いにくいですよね。
マカダミアナッツオイルは、ボディオイルとして全身に伸ばしたら、パジャマを身に着ける頃には肌になじんでさらりとした状態になるので、気持ちよく使っていただけます。
真冬にはしっとり感のあるアルガンオイルに切り替えても良いと思います。

美ボディのために、オイルを使う最適のタイミング

ボディオイルは、お風呂上りにすぐ使うことをおススメします。
なぜなら、お風呂上りの肌は、水分が蒸発しやすくなっているからです。

【Point1】まずは体の表面の水分をやさしくとる
お風呂からあがったらまず体を拭くと思いますが、体を洗う動作とは違うのでゴシゴシしてはいけません。
乾いたタオルに体の水分を吸収させればいいので、タオルで包み込み押さえるようにして水分を取っていきます。
そして、肌に水分が十分ある状態で、すぐにボディオイルを伸ばしていきます。
多少の水滴はオイルと一緒になじませてしまって大丈夫です。
手作りのフレンチドレッシングを作ったことがある方は、油とお酢をよく攪拌するとトロリとした状態になるのをご存じかと思いますが、これは「乳化」という状態です。
ボディオイルの場合も、多少の水滴はなじませている間に乳化してしまうので気にならなくなります。

【Point2】頑固な乾燥には重ねづけ
また、ひじやひざ、特に乾燥が気になる場所は、重ねづけするのも良いと思います。
私は、足の裏やかかとは別にケアするのでボディオイルはつけませんが、つける方は、洗面所などで滑らないように十分気をつけてくださいね。

アロマで香り付けして、ボディケアを癒しの時間に

ボディオイルは保湿効果はもちろん、ベースに使うオイルそのものの栄養や効能を期待できます。
さらにお好みのエッセンシャルオイルを入れて、香りや効果を楽しむこともできます。

リラックス効果があり抗炎症効果が期待できるラベンダー、甘い香りでホルモンバランスを整える効果が期待できるゼラニウム、子供から大人まで万人受けする爽やかな香りのオレンジスイートなどがオススメですが、効能よりも好みで選べば簡単です。

おすすめエッセンシャルオイル
ラベンダー40/42・エッセンシャルオイル
オレンジスイート・エッセンシャルオイル

エッセンシャルオイルはアロマテラピーとして様々な効能が紹介されていますが、好きな香りではない場合は効能も減ってしまうと思いますので、まずは自分が好きな香りをお選びください。
※レモン・エッセンシャルオイルは「光毒性」があるため、昼間は芳香浴のみにご使用ください。

また、エッセンシャルオイルを加える量は50mlのオイルにだいたい10滴までにしましょう。
ペパーミントやユーカリなど、刺激が強いエッセンシャルオイル(香りを嗅ぐとツンとするもの)の場合は、半分以下の量にした方が安心です。

控えめな香りでボディオイルを作っても、体温が上がっているお風呂上りに使えば、お好みの香りがすぐに立ちのぼり良い香りに包まれます。
パジャマに強い香りが残ることも減るので、エッセンシャルオイルを加える場合は、控えめな量からお試しください。

保存はそのままのボトルでOK


手作りでスキンケア用品を作る場合、容器を購入されると思います。
市販のスキンケア用品と違って保存料などを加えないことが多いので、あらかじめ容器をエタノールで消毒したり、乾かしたりする場合もあり、面倒に感じる時もあります。

50mlの容器はワンタッチキャップ付きなので、そのまま洗面台などに持って行って使うことができます。
また、200mlの容器の場合は、付け替えられる「ワンタッチキャップ」や「ポンプトップ」などもあるので、こちらを使うと便利です。

オイルのボトルは固さも大きさもちょうど良く、ボトルの色もラベルもすっきりとしていて洗面台に置いてもオシャレです。
また、茶色は透明のものより遮光性があり、中身が変質するのを予防してくれるので安心ですね。

50mlの容器ならメール便対応ですし、初めて使う場合は、50mlくらいから使い心地などをお試しいただくと良いと思います。

常に美ボディを維持するために、早めのケア

長い間ケアしないでカサカサになってしまった肌は、ターンオーバー(肌が生まれ変わる)の期間を待たないと、なかなか良い状態に戻りません。
乾燥して角質が乱れると刺激にも敏感になり、下着や靴下の締め付けで痒みが出る場合などもあります。
ボディオイルは保湿力でベースオイルを選べば一年中使えますので、体も顔と同様に、早め早めのケアをおススメします。


 


ライター:米沢けい子
アロマテラピー検定1級やアロマテラピーアドバイザーなどの資格があり、癒されながら美しく健やかに過ごせるようにアロマテラピーを日常に活用しています。犬も飼っているので口にしても安心か気をつけています。

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