グリシルグリシン
「無理に取り去る」のでも「隠す」のでもないスムースケアで、憧れの“なめらか肌”へ。
毛穴のケアを、優しく、頼もしくサポートします。
汗をかきはじめる夏頃から気になりだした、毛穴。
鼻の頭の毛穴汚れや、いつの間にか大きく開いていて閉じる気配もない頬の毛穴に、いよいよ嫌気がさしてきました。
今年は春先からマスク生活のため、隠そうと思えば隠せるけれど、だからこそ鏡で見た時にいつまでも気になって仕方のない箇所でもあります。
鼻の頭はいちごのつぶつぶ、頬はみかんの皮のように見える毛穴。
クレンジングや洗顔でしっかりと汚れを落としているつもりでも、きちんと落とせていなかったり、保湿が不十分で肌の乾燥による皮脂分泌が多かったり。
皮脂は肌の保湿に必要なものですが、分泌が多すぎると毛穴の開きが悪化しやすく、ティッシュなどで軽く抑えてもかなり目立ちます。
毛穴には毛根、皮脂腺、アポクリン腺などがありますが、皮脂の分泌量が増えると皮脂腺の出口も広がります。
日頃のストレスによる肌荒れや紫外線による肌へのダメージ、乾燥なども手伝ってターンオーバーが乱れ、肌がたるみ毛穴がすり鉢状に広がっているように見えます。
その結果、毛穴の開きが目立ってしまうのです。
アミノ酸の一種であるグリシンという成分は、表皮の角質層にあるNMF(天然保湿因子)にも含まれる成分で、保湿作用があります。
このグリシンが2つ繋がったものをグリシルグリシンといいます。グリシルグリシンは肌のキメを整え、毛穴の開きを目立たなくするといわれています。
グリシルグリシンは市販の化粧水に入っていることも多いですし、水溶性で相性の悪い成分がほとんどないため、手作り化粧水に加えて使うこともできます。
化粧水に加える量は濃度1~2%とわずかです。多すぎると肌がピリピリすることもあるため欲張りすぎないように気を付けましょう。
化粧水にプラスで毛穴ケア
●グリシルグリシン
プラスする化粧水におすすめ
●ローション
前回のコラムでご紹介したハトムギエキスとグリシルグリシンも相性が良いので、精製水やフローラルウォーターをベースに、この2つを合わせて化粧水を作れば、皮脂の分泌をコントロールしながら、毛穴ケアや美肌が期待できます。
グリシルグリシンとあわせ使いにおすすめ
●ハトムギエキス
私も早速、ネロリウォーター(オレンジフラワーウォーター)50mlに
ハトムギエキス2mlとグリシルグリシン1gを加えてよく混ぜた化粧水を作り、使い始めました。
こちらはまだ使用して数日なので、目に見える効果は実感していませんが、手作りコスメは愛着も湧き使い続ける楽しさがあります。
そのまま化粧水にも
●ネロリウォーター(オレンジフラワーウォーター)
最近は乾燥も気になる季節になってきたので、化粧水の後は、ホホバをほんの少し手に取り馴染ませ、ハンドプレスして保湿しています。
化粧水のあとはしっかり保湿
●ホホバオイル・未精製・オーガニック
シンプルだけれど自分の肌を大切に思って行うから、丁寧なケアです。
夏から気になりだした毛穴を、今、しっかりとケアしたいと思います。
ライター:新垣 静香
趣味は読書、動物と触れ合うこと。 化粧品や美容・生活にかかわるものは、学生の頃から、フェアトレードを行っているものや動物実験を行っていないもの、環境に配慮されたものを選んでいます。
「無理に取り去る」のでも「隠す」のでもないスムースケアで、憧れの“なめらか肌”へ。
毛穴のケアを、優しく、頼もしくサポートします。
コラーゲンやヒアルロン酸などのスキンケア成分を、室戸海洋深層水がすばやく肌の奥、角質層まで浸透させます。
みずみずしい感触、新しいハリ、弾力を実感して。
皮脂の分泌をコントロールし、肌荒れを改善する重要な働きをします。
また肌を明るく、つややかにする働きがあるといわれています。
柑橘系のさわやかさとフローラルの香りを併せ持ちリラックス効果が期待できます。
エイジングケアや乾燥肌対策にもおすすめです。
オイルに含まれるワックスエステルが角層に浸透し、バリア機能を発揮、保湿効果を高めてくれます。
皮脂バランスを調整する効果もあるのでオイリー肌でも安心。