除菌対策に今、本当に必要なもの
アロマ
2020.3.15

除菌対策に今、本当に必要なもの

お久しぶりです、マンデイムーンの青木です。

2月からの新型肺炎によるエタノールや除菌アルコールの受注増加の影響で
かなりお客様にお待ちいただいておりましたがようやく追いつきつつあります。
来週には日常に戻れそうです。
本当にお待たせいたしました。

除菌アルコールは少し入手困難となっていますが
植物性発酵エタノールはメーカーさんが優先的に回してくださっているので
品切れということはございません。
ご安心ください。

ただこの間、容器ボトルが不足していましたので
ボトル入りのものが入荷待ちとなっていましたがそれも解消しました。

本当に必要なもの

そして少し穏やかになってきたところで
今何をするべきなのかを考えました。
もちろん除菌などの衛生面を優先しなければなりませんが
そろそろアルコール濃度やレシピは
肌にやさしいものを考えていかなければならないように思います。

ただただ安全のために
手肌がかさかさになってしまう強い濃度(一般に75%濃度が推奨されています)で
除菌する必要があるのかどうか。
これは、サンスクリーンの時にも思ったことです。
本当にSPF50が必要なのかどうか。

でも新型肺炎ウイルスに関しては、まだまだ情報不足なので
濃いものが安全、安心となってしまっています。
これって本当に正しいのでしょうか?

アルコール除菌のしくみ

エタノールをはじめとした分子が小さいアルコールは、
細胞膜を簡単に通り抜けることができます。
アルコールにはタンパク質の性質を変化させるはたらきがあり、
細胞に入り込んで中の器官を変質させるため、細菌は死に至ります。

ところがあまりにもアルコール濃度が高いと
揮発速度が速すぎて効果が薄くなります。
最も除菌効果が高いアルコール濃度は40%~80%濃度であることが分かっています。

アルコール80%ってどんな感じ?

でも実際に80%濃度のアルコールなどは
かなり強いアルコール臭がするうえ
手肌にやさしいものではありません。
特に小さなお子様には濃すぎる濃度です。

エッセンシャルオイルのチカラで除菌効果を補う

そこで登場するのが「エッセンシャルオイル」。
ティーツリーやユーカリなど、古くから除菌効果があると言われている
植物のチカラを借りてはいかがでしょうか。
植物といっても侮ることなかれ。
大学の研究機関などでもその効果が科学的に実証されていますから
魔女のおまじないの薬ではないのです。

エッセンシャルオイルを配合する場合は1%濃度が推奨されています。
こちらもあまり濃いと強すぎますのでほどほどにしましょう。
さらに手肌にやさしい保湿剤も欠かせません。
グリセリンやBGは多価アルコールといって
保湿効果だけでなく、穏やかな除菌効果があります。

ということで、
マンデイムーンでは作りやすいレシピのご提案をしています。

手指の消毒にぷるぷる除菌アロマジェル

除菌ジェルやエアフレッシュナーでしっかり予防しましょう。
そしてもっともっと大切なのは
栄養のあるバランスのとれた食事と睡眠。
穏やかな日常と心の平和で
自分自身の免疫力を上げることです。

笑う門には福来る。

と言います。
ウイルスも笑い飛ばして
毎日を楽しく、健やかに過ごしましょう。

コラムで紹介した商品