スキンケア
コラム
2019.7.21
マンデイムーンでは、できる限り「植物由来成分」にこだわって素材をセレクトしています。
石油から得られる防腐剤パラベン、石油系界面活性剤、合成香料、鉱物油、シリコン、フタル酸、タール系色素は使用していません。
人間は長い進化の過程で、色々な環境や物質に対応し、体を進化させてきました。
石油がスキンケアに使われるようになったのは、1870年。
まだ150年ほどの歴史しかなく、人間の体の進化が石油に追い付いていないという説もあります。
それに比べると、植物は古くから人間が利用してきたもので、化粧品としてだけでなく、食用に、薬用にと役立てられてきました。
その中で、良いものだけがいまだに使われ続けているのです。
もちろん石油系原料にもメリットはあります。
たとえば、植物油に含まれるビタミンなどの成分は肌に有益な栄養ですが
薬剤と反応すると変質する可能性がありますので、薬を調剤するときにはワセリンなどの鉱物油が使用されます。
また遺伝子組み換え原料についても、まだまだ未知の部分が多いので取り扱いは控えています。
EGF、FGFなどの高機能原料は以前は取り扱っており、大変な人気原料でしたが
遺伝子組み換えのものしか流通していないことが分かり、取り扱いを終了しました。
植物系と石油系。
それぞれに長所、短所があります。
その特性を知って、目的に合った使い方をするということが大切だと思っています。
今一瞬の美しさだけでなく、10年後、20年後も健康で美しく。
その視点でひとつひとつの素材を選んでいます。