オリーブオイル・エキストラバージン・オーガニック
オレイン酸を多く含み酸化安定性に優れたオイル。
浸透が良く、軽めの使い心地で、クレンジングやマッサージにおすすめです。
こんにちは、マンデイムーンの青木です。
今日は化粧品を作るうえで大切な
「どの原料をどれくらいいれるか」
という内容についてお話しさせていただきます。
まず第3回の本日は、
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まずは前回のおさらいです。
化粧品の主な成分は、
1.美容成分(機能性成分)
2.水
3.油
4.界面活性剤またはワックス類
5.その他の成分(防腐剤や増粘剤など)
一般的にバームと呼ばれる固いものは水を配合しません。
リップバームやミツロウクリームなどです。
1.美容成分(機能性成分)
3.油
4.ワックス類
5.その他の成分(防腐剤や増粘剤など)
一般的にクリームと呼ばれるやわらかいものは水を配合します。
1.美容成分(機能性成分)
2.水
3.油
4.界面活性剤(乳化剤)
5.その他の成分(防腐剤や増粘剤など)
前回は「バーム」についてお話ししましたので
今回は「クリーム」についてお話します。
クリームは水性成分と油性成分を両方配合して乳化するので
作り方が難しい反面、配合できる美容成分の自由度が高く
皮脂に近い構成(水と油が乳化している)であるため
肌なじみが良いというメリットがあります。
一般的な処方は以下のようになります。
水が多いほど柔らかくなりますので、85%くらい入れると乳液になります。
【クリーム】
5~20% 美容成分(油性・水性両方入れられる)
50~85% 水
5~40% 油
2~ 8% 界面活性剤またはワックス類
0~ 2% その他の成分(香料、防腐剤や増粘剤など)
水が多いほど乳化しづらく、分離しやすくなりますので
家庭で作られる場合は
5~15% 美容成分(油性・水性両方入れられる)
50~60% 水
15~25% 油
10~12% 界面活性剤またはワックス類
0~ 2% その他の成分(香料、防腐剤や増粘剤など)
このくらいの配合が失敗しにくいでしょう。
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ベースとなる油はとても重要で、油によってテクスチャーがまったく違います。
中にはホホバオイルのように乳化しにくいオイルもありますし
ラノリンのように乳化しやすいものもあります。
油には常温で固形のものと液状のものがあり
比較的固形油脂のほうが乳化しやすいようです。
シアバターは固形油脂の代表、オリーブオイルは液状油脂の代表といえるでしょう。
特に使いたい油がない場合は
できる限り酸化しにくい油を使うのがおすすめです。
●オリーブオイル
●スイートアーモンドオイル
●バオバブオイル
●アルガンオイル
●グレープシードオイル
などは酸化しにくい油の代表例です。
酸化が気になる場合は、
を配合すれば安心です。
(化粧品50mlに本品を0.01-0.025ml)
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さて気になるのが
5~15% 美容成分(機能性成分)
この成分が工夫のしどころです。
肌のお悩みを解決してくれる成分を入れましょう。
乳化クリームはどんな原料でも入れることができるので
本当に楽しく原料を選ぶことができます。
決まりはありませんが、まれに相性が悪いものがありますので
マンデイムーンのスペック表「相性が悪い成分」でお確かめください。
今人気の成分は
抗酸化力の高いエイジングケア成分
●フラーレン・油溶性
●フラーレン・水溶性
●アスタキサンチン
EGFと同様の作用
●プロテオグリカン
次世代型レチノール
●バクチオール
安全性の高い合成成分。
高い保湿力と低刺激
●リピジュア
肌のコゲ、黄ぐすみ対策に
●オオバコエキス
肌のターンオーバー改善
●UVカットライスエキス(オリザノール)
これらの美容成分を合わせて全体の5~10%ほど配合してください。
ほとんどの美容成分が推奨濃度5%以下ですので
推奨濃度を守って配合しましょう。
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からだのめぐりをアップし、肌が自ら回復することを助けるライスエキスを配合。
アルガンオイルをはじめとする数種の保湿成分が、
肌にうるおいを与え、本来のハリをよみがえらせます。
●アルガンオイル・精製・オーガニック 4ml・・・油
●スイートアーモンドオイル・精製 4ml・・・油
●乳化ワックス・植物性・加熱タイプ・オーガニック 3g・・・ワックス
●ベースウォーターまたは精製水 20ml・・・水
●修復型ヒアルロン酸 1ml・・・美容成分
●コショウソウ芽エキス 1ml・・・美容成分
●馬羊膜プラセンタ 0.5ml・・・美容成分
●UVカットライスエキス(オリザノール) 0.2g・・・美容成分
油や美容成分をお好みのものに置き換えて
お肌にぴったりのクリームを作ってみましょう。
作り方はこちらに詳しく掲載しています。
乳化は本来特殊な機械を使いますのが
ミキサーでもある程度乳化させられますのでぜひやってみてください。
マヨネーズを作る要領です。
化粧水やバームも楽しいですが
クリームが完成すると、本当に感動!します。
ぜひ挑戦してみてください。
マンデイムーンでした♪
オレイン酸を多く含み酸化安定性に優れたオイル。
浸透が良く、軽めの使い心地で、クレンジングやマッサージにおすすめです。
ゆっくりと肌になじむ重めの使い心地で、乾燥を優しく癒すオイルの浸透力を実感。
抗酸化作用の高いビタミンEを豊富に含み、敏感肌にも穏やかに、しっとりと働きかけます。
バオバブの種子を低温で圧搾して抽出されたオイルです。
べたつかず、肌なじみしやすい使用感です。
ビタミン類が多く含まれ、肌なじみがよく乾燥肌対策におすすめです。
ビタミンEを豊富に含み、弱った肌にしっかりと浸透。
乾燥、肌荒れや年齢からくる肌のお悩みに働きかけ、うるおいに満ちた“女優肌”へと導きます。
軽やかでクセの少ない“ライト”バージョン。
脂性肌、乾燥肌いずれのタイプのお肌の方にもおすすめ。
浸透が良く、軽くさっぱりとした使い心地です。
非常に伸びが良いので、マッサージやクレンジングにも向いています。
高い保湿効果を持ち、スキンケアに有効なビタミン類も豊富に含み、ハンドケア、ボディケアにもおすすめです。
ムルムルヤシの種子を圧搾して作られたバターです。
常温で硬めの固形ですが、体温で溶けてオイル状になります。
オレイン酸を多く含み、保湿力が高く肌へ潤いとハリを与えます。
そのままフェイスケアに、ハンドクリームやボディークリームとして
大豆やひまわり、紅花などの植物オイルから抽出された酸化防止剤です。
オイルやオイルを含む化粧品に使えます。
ビタミンCの172倍の高い抗酸化力を誇る、エイジングケアに最適な原料です。
高い抗酸化力と安定力が特徴の美容成分。
国内最高水準の濃度でご提供。
抗酸化作用があり、特に紫外線ダメージの気になるお肌におすすめの原料です。
「たるみの救世主」。
EGF作用があり、エイジングケア、肌荒れケア、透明肌ケアにも。
注目のエイジングケア成分!次世代レチノール
ハリアップ、毛穴ケア、肌荒れケアなど美肌をサポート
ビタミンA(レチノール)の光や熱に弱く日中ケアに不向きなどのデメリットをバクチオールは克服。
肌表面を“うるおいのベール”で守る医療用に開発された高機能保湿成分です。
角層への浸透、潤いの持続に優れインナードライ(内側乾燥)肌におすすめ。
糖化をケアして、クリアな肌へ
古くから中国やヨーロッパで民間療法の薬として重宝されてきたセイヨウオオバコの種子から抽出したエキスです。
私たちの身体で、タンパク質が糖と結びつき起こる現象、糖化(肌の黄ぐすみ、ハリの衰え)を抑える働きがあります。
セイヨウオオバコ種子エキスがタンパク質の糖化を予防することで、肌の透明感アップ、エイジングラインのケアやハリの効果が期待されます。
からだのめぐりをアップし、肌をひきしめ、すっきりとしたフェイスラインに導きます。
植物由来の原料から作られたこだわりの加熱タイプの乳化剤。
乳液タイプの手づくりコスメにおすすめ。
精製水に防腐効果のある保湿剤、1,2-ヘキサンジオールを加えたもの。
作った化粧品のもちを長くしてくれる便利な商品です。
化粧水、美容液、クリームなど様々な用途に。
ヒアルロン酸にバリア機能を付加した保湿原料。
肌の水分が蒸散するのを防ぎ、潤いを保ってくれます。
肌荒れケアにもおすすめ。
コショウソウ芽エキスと大豆イソフラボンを角層に浸透しやすいようカプセル化したスキンケア原料。
紫外線を浴びてできてしまったお肌の影を集中的にケアしたい方におすすめです。
「EGF」が、健やかなターンオーバーサイクルで古い角質やしみの原因を取り除き、肌の透明感をアップ。「GDF-11」が、
コラーゲンやエラスチンなどをアップし、ハリと弾力のあるなめらかな肌へと導きます。
電池式のハンドミキサーです。
選べる2色のカラーバリエーションで、置き場所に困らない小型タイプです。