バスボムキット
簡単に自宅でオリジナルのまん丸いバスボムが作れます。
浴槽でしゅわしゅわと溶け、心地いい香りで満たしてくれます。
付属のバスボムモールドで4個分お作りいただけます。
こんにちは。ライターのおおうちです。
たくさんの材料を準備しなくても、手軽にバスボム作りが楽しめるバスボムキット。
キットさえあれば、手軽にバスボムを作ることができるので、暑くて出かけられない日は子どもたちとおうちクラフトで楽しんでいます。
今回は、バスボム作りも慣れてきたので、キットをアレンジしてみました。
またまた、子どもたちの発想力に助けられながら楽しめたので、ご紹介させていただきます。
今回ご紹介するのは‥
パステルカラーでおいしそうなカップケーキバスボムです。
スイーツのようなバスボムレシピはいろいろありますが、今回はご家庭でも簡単に手に入る材料で、気軽に作ることのできるレシピです。
基本の材料はバスボムキットと粉ゼラチンがあればOKです。
お好みで、色つけ用のカラーマイカやデコレーション用の砂糖菓子などをご準備ください。
■材料:カップケーキ型4個分
[カップケーキ生地の部分]
バスボム キットより
・重曹…200g
・無水クエン酸…160g
[トッピングクリームの部分]
バスボム キットより
・重曹…100g
・無水クエン酸…6g
追加で用意するもの
・ゼラチン…10g
・水…6g
・トッピング用砂糖菓子やドライハーブなど
■道具
紙コップ、はかり、ボウル、ヘラ(スプーンでも可)、ビーカー、絞り出し袋、ミクロスパーテル(割り箸などでも可)
< 作り方 >
カップケーキのバスボムは土台の部分とトッピングのクリームの部分に分けてつくります。
土台の部分のバスボムの作り方は、バスボムキットに記載している作り方と基本は同じです。
今回はバスボム キットを活用したカップケーキのバスボムを作ります。
< 土台となる生地部分をつくります >
1.重曹と無水クエン酸を計量します。今回は重曹を200g,無水クエン酸を160g使用します。
2.計量した重曹と無水クエン酸をビニール袋に入れ、袋を揉みながらしっかりと混ぜます。
そこに、お好みでピンククレイやマイカカラーを加えます。
今回はキットと別に準備したイエローマイカを加えました。
色材は少量で色がつくので、ミクロスパーテルを使うと作業がしやすいですが、割り箸などでも代用できます。
3.水で濡らした指を軽く弾いて、全体に水をふりかけ、袋の上から手でよく混ぜます。
一度にたくさん水分を加えると重曹と無水クエン酸が反応して発泡してしまうので、できるだけ少しずつ、全体がまんべんなく湿るまで繰り返すのがコツです。
しっとりとしたバスボム生地ができました。ここまでは基本のバスボムレシピと同じです。
4.3を紙コップに7~8分目の高さまで入れて、手で軽く押し固めます。
※バスボムの作り方ついては「お風呂が楽しくなる、バスボム」に詳しく説明されているので、初めての方はこちらもチェックしてみてくださいね。
→お風呂が楽しくなる、バスボム
< クリーム部分をつくります。 >
1.重曹を計量します。
今回は、作業がしやすいように、材料を2回にわけて作ります。
カップケーキ2個分用に、重曹を50g、粉ゼラチンを5g使用します。
2.ボウルや深めのお皿などに重曹と粉ゼラチンを入れ、よく混ぜます。
3.2.に少しずつ水を加え、さらに混ぜます。水の量は10cc程度ですが、少しずつ様子をみながらまぜてください。
目安はマッシュポテトくらい、ぎゅっと握って固まる程度の硬さです。
4.小さめのビーカーなどに、無水クエン酸を3g、水を3g量り入れ、よく混ぜます。
5.3の重曹に4のクエン酸水を少しずつ加えます。
しゅわしゅわと発泡しますので、全体が滑らかになるように混ぜ続けながら、水を加えていきます。
無水クエン酸水は、必ず全て使い切らなくても大丈夫です。クリームの状態にあわせて調整してください。
6.さらに混ぜ続け、発泡が落ち着いてふんわりとしたクリーム状になったら、絞り出し袋にいれます。
7.先に作っておいた生地の部分のバスボムの上に手早く絞り出します。
8.お好みで砂糖菓子やドライハーブなどで飾り付けをし、冷蔵庫で冷やし固めます。
残りの2個分のクリームも同様の手順でつくり、飾りつけをして、冷やし固めます。
9.クリーム部分が固まったら、紙コップをハサミでカットして、やさしく型から取り出して完成です。
作りたては壊れやすいため、数日は風通しのいい場所で乾燥させるのがおすすめです。
< 使い方 >
出来上がったバスボムは直接お風呂に入れて楽しめます。
ラッピングをする場合は、しっかりと乾燥してからにしてください。
香りを楽しむ場合は、使用直前にバスボムにエッセンシャルオイルを垂らして使うと、より香りをしっかり楽しめます。
バスボムの生地を作るときにエッセンシャルオイルを加えることもできますが、エッセンシャルオイルの香りがとびやすいので、ほのかな香りに仕上がります。
できあがったバスボム を試してみました。
しゅわしゅわと泡立って大成功!トッピングしたお星様は時間差で溶けるのでしばらくは浮かんでいるのが「流れ星みたい!」と娘も大興奮でした。
パールマイカを加えて、キラキラとしたクリームに。
キットについているローズの蕾をのせたらまるで苺のケーキのように仕上がりました。
彩り豊かな色付けも天然の色材なら、お肌にも安心です。
※使用するハーブにより、色が滲む場合があります。
クレイやマイカの色を変えて、カラーアレンジも楽しめます。
今回はイエローマイカを使いましたが、ピンククレイやグリーンクレイなどもおすすめ。
加えるクレイによって、お肌や身体への効果も期待できそうですね。ゴートミルクパウダーを加えて、よりお肌へのアプローチを期待したバスボムにも。
バスボムキットを使ったカップケーキバスボム、いかがでしたでしょうか?
プレゼントや夏休みの自由工作にもおすすめです。
みなさんも個性的なバスボムをつくってみてくださいね。
※お肌との相性には個人差があります。作成した化粧品はご使用前にパッチテストを行い、お肌に異常が無いか確認してからご使用ください。
※ご使用中に赤み、痒みなどの以上が見られた場合は使用を中止し、皮膚科医にご相談ください。
ライター:おおうちなみ
アロマテラピーインストラクター。ハーブ&ライフコーディネーター。「香りのある暮らしをもっと楽しく」をテーマに、暮らしに取り入れやすいアロマクラフトやコスメ作りなど、様々なアイデアを提案しています。
簡単に自宅でオリジナルのまん丸いバスボムが作れます。
浴槽でしゅわしゅわと溶け、心地いい香りで満たしてくれます。
付属のバスボムモールドで4個分お作りいただけます。
ベーキングパウダーとして知られる安全な成分で、水に溶かすと弱アルカリ性を示します。
クエン酸を加えてバスボム作りに、酸性の油汚れのお掃除にと幅広くお使いいただけます。
さつまいも由来のクエン酸。
重曹を加えてバスボムに、お掃除にもご使用いただけます。
少し鉄分が含まれるクレイ。
エイジングケア効果が高く、やさしい作用します。
マットで発色の良い黄色のマイカです。
色持ちが良く、ファンデーションやアイシャドー、リップカラー、石鹸の色づけなどに幅広くお使いいただけます。
水分を非常に多く抱え込むため吸着力が強いのが特徴です。
特に脂性肌や角栓の気になる方のフェイスパックにおすすめです。
天然の保湿成分を含み、お肌に潤いを与えてくれます。
石鹸の原料やミルクバスに。
ビタミンを多く含み、肌をしっとりと保ちます。