エコソイワックス(大豆ワックス)・融点45℃
大豆油から作られたキャンドル用ワックスです。
100%植物由来の為、煤が出にくく生分解性があるので、環境にもやさしいワックスです。やわらかめに仕上がるため、型に流し込むタイプのキャンドルにおすすめです。
お好みの精油を加えてアロマワックスもお作りいただけます。
粘りが少ないため、作り方によってはひび割れる可能性があります。【ビーズワックス(蜜蝋)】を5%程度ブレンドされるとひび割れせずにお作りいただけます。
こんにちは。
ライターのおおうちです。
ハロウィンが終わったと思ったら、街は一気にクリスマス。
日に日に寒さが増してきて、日が暮れるのも早くなってきましたが、
街を彩るイルミネーションの明かりに、またこの時期がやってきたなと、ワクワクしてしまいます。
本日はそんなホリデーシーズンにおすすめのクラフトを
紹介したいと思います。
今回はソイワックスを使ったキャンドル作りです。
(写真左から、ソイワックス(融点45℃)、ソイワックス(融点50℃)、ソイワックス(融点67℃)、ビーズワックス(精製))
■ソイワックス
大豆から作られる100%植物由来のワックス。
ススも出にくく、柔らかい灯りのキャンドルに仕上がります。
生分解性があるので、環境にも優しいのも特徴です。
香料との相性もいいので、アロマキャンドルにもおすすめの素材です。
白くマットな質感は、溶かしてお好みの瓶に入れて固めるだけでも雰囲気のあるキャンドルに仕上がります。
では、ソイワックスの素材感を生かしたシンプルキャンドルを作ってみたいと思います。
■材料
・エコソイワックス(大豆ワックス)・融点50℃
・お好みのエッセンシャルオイル
・キャンドルパーツ・座金付ソイワックスコーティング芯
・ガラス瓶(キャニスターやジャムの空き瓶など)
■道具
・紙コップ(中)
・割り箸
・ワックスを溶かすためのビーカー
・IH調理器(湯煎でもOK)
・温度計
・はかり
・はさみ
<下準備>
1.キャンドルのベースとなるソイワックスの量を決めます。
キャンドルを作りたい瓶や容器に水をいれ、重さを量ります。
その重さがキャンドルに必要なワックスの量となります。
予備のため、5%増しくらいの量を準備するのがおすすめです。
2.キャンドル芯をセットします。
座金付・コーティング済みのキャンドル芯の場合は、そのまま瓶底の中央に座金が来るようにセッティングし、芯が中央に固定されるように上部を割り箸ではさんでおきます。
<作り方>
1.ソイワックスを加熱して溶かします。
今回はホーローのビーカーに入れIH調理器で温めました。
50℃の融点ですので、高温になりすぎると焦げ付く場合がありますので、 お手持ちの鍋や空き缶にワックスを入れ、湯煎で溶かしてもOKです。
2.ソイワックスが全て溶けたら、火を止め、温度が下がるのを待ちます。
50℃くらいになったら、香りづけのため紙コップに注ぎ、エッセンシャルオイルを加えます。
エッセンシャルオイルの量は一般的にワックスの3〜5%と言われますので、今回は20~30滴となりますが、エッセンシャルオイルの種類によって香り立ちが異なるので、濃度はお好みで調整してください。
※エッセンシャルオイルは揮発性が高いため、ワックスが高温の時に入れると香りがとんでしまいますのでご注意ください。
今回は
・ブルータンジー・エッセンシャルオイル・野生種
・フランキンセンス・エッセンシャルオイル、マジョラム・エッセンシャルオイルのブレンドを入れてみました。
ブルータンジー・エッセンシャルオイルは青い色をしているので、きれいなブルーのキャンドルになります。
3.下準備2で準備しておいた瓶に流し込みます。
キャンドル芯が動かないようにそっと流し込んで下さいね。
※紙コップの端を少し折り注ぎ口をつくると注ぎやすいです。
4.固まったら、割り箸を外して、芯を切り、完成です。
フランキンセンス・エッセンシャルオイルとマジョラム・エッセンシャルオイルのブレンドは、シンプルでおしゃれな白いキャンドルになりました。
フランキンセンス・エッセンシャルオイルは、キリスト生誕の時に捧げられたとされ、今でも寺院で薫香に使われています。
古くから瞑想に使われてきた香りは、心の乱れを静め、呼吸を深くしてゆったりした気分へもたらしてくれます。
ホリデーシーズンにおすすめの香りです。
また、マジョラムは、心と身体を温めてくれるので私にとっては、ウインターシーズンに欠かせないエッセンシャルオイル。
副交感神経に働きかけて自律神経を整え、心身のバランスを保つための手助けをしてくれますので、リラックスタイムにぴったりですね。
ブルータンジー・エッセンシャルオイルを使ったキャンドルは、かわいらしいパステルブルーになりました。
ブルータンジーはキク科の植物でカモミールジャーマンと同じカマズレンを含むため、エッセンシャルオイルもきれいなブルーをしています。
スキンケアにおすすめされることが多いエッセンシャルオイルです。
先日のnoteでご紹介したリースの中央に置いたら、あっという間に即席ボタニカルキャンドルに。
シンプルなデザインは、お気に入りのお皿に載せたり、グリーンをあしらったりとアレンジも楽しめそうです。
ライター:おおうちなみ
アロマテラピーインストラクター。ハーブ&ライフコーディネーター。「香りのある暮らしをもっと楽しく」をテーマに、暮らしに取り入れやすいアロマクラフトやコスメ作りなど、様々なアイデアを提案しています。
大豆油から作られたキャンドル用ワックスです。
100%植物由来の為、煤が出にくく生分解性があるので、環境にもやさしいワックスです。やわらかめに仕上がるため、型に流し込むタイプのキャンドルにおすすめです。
お好みの精油を加えてアロマワックスもお作りいただけます。
粘りが少ないため、作り方によってはひび割れる可能性があります。【ビーズワックス(蜜蝋)】を5%程度ブレンドされるとひび割れせずにお作りいただけます。
大豆油由来、100%植物性のやさしいキャンドルワックス。
アロマワックスバーもお作りいただけます。
少し固めタイプ。
大豆油から作られたキャンドル用ワックスです。
100%植物由来の為、煤が出にくく生分解性があるので、環境にもやさしいワックスです。融点が高いため、固い製品ができます。型抜きタイプのキャンドル(ピラーキャンドル)に適しています。お好みの精油を加えてアロマワックスもお作りいただけます。
粘りが少ないため、作り方によってはひび割れる可能性があります。【ビーズワックス(蜜蝋)】を5%程度ブレンドされるとひび割れせずにお作りいただけます。
ミツバチの巣から集めた蝋。保湿効果が高いのが特徴です。
リップやバームなどの化粧品の他に、キャンドルにもお使いいただけます。
座金(台座)と芯がセットになった便利な商品です。
コットン素材の芯に大豆由来のワックスをコーティングした天然素材にこだわった商品です。燃焼した際にも有害ガスが発生する心配がなく安心してお使いいただけます。
座金をカップやキャンドルホルダーに置き、芯が倒れないよう割り箸などで挟んで固定した後、キャンドルワックスを流し込みます。
芯が長めなので、お好みの長さにカットしてご使用ください
ブルータンジーの花から抽出されたエッセンシャルオイルです。ブルータンジーは”モロッコのカモミール”とも呼ばれ、カモミールに似た甘酸っぱい素朴な香りをもっています。天然色素カマズレンを高濃度で含んでいるため、オイル全体が“アズレンブルー”と呼ばれる鮮やかな青色に染まっています。
甘くスパイシーな香り。心を落ち着かせ、穏やかにする効果が期待できます。
お肌のハリ、弾力にアプローチするとされ、エイジングケア化粧品への使用もおすすめです。
暖かみのある香りから、ギリシャの愛の女神アフロディテから与えられたと言い伝えのあるエッセンシャルオイルです。
心を鎮めてリラックスさせたいときにおすすめです。