ラベンダー40/42・エッセンシャルオイル
上品でフレッシュなラベンダーの香り。
リラックス効果があり、おやすみ前のアロマにおすすめ。
こんにちは!アロマセラピストのうのかです。
「海外旅行に行きたい。できれば色々なところへ」ということをよく考えます。
私達が住む場所とは異なる習慣や文化に触れたり、現地の食事を楽しむのが海外旅行の醍醐味ですが、今のご時世ではなかなか行くことができません。
こんな時はアロマの力を借りましょう。
海外のエッセンシャルオイルで現地の空気を感じながら「いつものお休み」を「少しだけ特別なお休み」になれるアロマ旅行プランのご提案をします。
では実際に、産地や歴史的背景から選定した世界各国のエッセンシャルオイルでアロマ旅行へと出発しましょう。
■フランス 〜ラベンダー〜
最初の到着地はフランスです。
フランスといえばラベンダー。
南仏プロヴァンスにはラベンダー畑やラベンダー街道があり、大人気の観光スポットです。
フランスは「香りの文化」を持つ国です。
その中でも南東部に位置する都市“グラース”は、数々の名香を生み出した「香りの聖地」と呼ばれています。
アロマテラピーという造語の発祥もラベンダーがきっかけです。
アロマの始まりはラベンダー。
王道の中の王道である香りでフランスの歴史や文化にそれぞれの想いや考えを馳せてみましょう。
●ラベンダー40/42・エッセンシャルオイル
リラックス効果をもたらす成分、酢酸リナリルを少なくとも40~42%含みます。軽やかなハーブに近い香りが特徴です。
●ラベンダー・エッセンシャルオイル・オーガニック
有機栽培されたラベンダーの花から蒸留して抽出されたエッセンシャルオイル、素材にこだわる方におすすめです。
●ラベンダーフレンチ・エッセンシャルオイル
海抜600~800mの土地で栽培されたラベンダーから抽出されたエッセンシャルオイル、ラベンダーらしい甘めの香りが特徴です。
■イタリア 〜ネロリ〜
2カ国目はイタリアです。
イタリアはオレンジフラワーから採れるネロリの生産が盛んな国です。
ネロリはイタリア公妃のアンナ・マリアが好んで使用していた香りで、ネロリの名称は公妃から由来したものです。
イタリアの歴史に名を残した人々はフローラル系の香りを好んで使っていました。
イタリアは日本の気候と似ていて、暑さや寒さが割とはっきりしています。
季節を感じながら五感を満たせる旅になることでしょう。
●ネロリ・エッセンシャルオイル・オーガニック
水蒸気蒸留法で抽出されたネロリ・エッセンシャルオイル、自然な香りが特徴です。
■ドイツ 〜ベルガモット〜
3カ国目はドイツです。
世界最古のオーデコロン「4711」が生まれたのはドイツのケルン。
4711は万能薬として作られた「ケルンの水」のレシピを基にしたもので、柑橘系の香りの比重が多いコロンです。
現在もシリーズ化している4711はドイツ土産の定番です。
4711のレシピの中に入ってるベルガモットは柑橘系の代表格の香りです。
ベルガモットは旧ドイツ王室の貴族達が好んで食べていた氷砂糖のお菓子の香りづけとして使用されてました。
重厚な国のイメージとは違い、サマーフルーツが美味しいことで知られています。
ベルガモットの香りでドイツ紀行をしてみると違った発見があるでしょう。
●ベルガモットFC.FREE・エッセンシャルオイル・オーガニック
光毒性のないタイプですので、日中のご使用が可能です。
■オーストラリア 〜ティーツリー〜
4カ国目はオーストラリアに足を運びます。
大自然に囲まれたオーストラリアで最初に思いつくのはユーカリの香りですが、今回はティーツリーで旅をします。
ティーツリーは傷を治癒するために用いられていた植物ですが、アロマテラピーでもよく使われるエッセンシャルオイルです。
オーストラリアの観光スポットに「ティーツリーレイク」という湖があります。
この湖はティーツリー樹木から出たオイルが溶け込み、湖全体からティーツリーの香りが漂います。
ティーツリーの成分で水の色は濁っていますが、湖の中に手足を入れるとティーツリーの効果効能を体験することができます。
爽やかな香りと効果効能を体験しながら心身のケアができる癒しの旅になるでしょう。
●ティーツリー・エッセンシャルオイル・オーガニック
スーっとした香りで、季節の変わり目などの鼻やのどのケアにおすすめです。
■日本 〜ヒノキ〜
最後はアロマ旅行の帰国先、日本です。
旅の疲れを癒すにはお風呂が一番。
ヒノキの香りがする浴槽にゆっくり入りながら旅先での記憶を素敵な思い出となるようにアロマ旅行の最後を締めくくりましょう。
●ヒノキ・エッセンシャルオイル
清々しくすっきりとした香りのヒノキ・エッセンシャルオイルです。
今回は代表的なエッセンシャルオイルでの旅路を選択してみました。
アロマのことを知れば知るほど色々な国の意外なことの発見があって、さらに深掘りをしていくと「世界一周アロマの旅」もできます。
例えどんな状況であったとしてもその地で強く生き続ける植物達は、私たちが暮らしているいつもの空間に風に乗って「香りの贈り物」を届けてくれていることに感謝をしながら、アロマテラピーの色々な楽しみ方をしていきたいものです。
ライター:うのか
アロマセラピスト/ アロマテラピーとハーブを普段の暮らしの中で工夫しながら取り入れることをライフワークにしています。人へのアロマの他にペットアロマにも関心があります。コラムではできるだけ毎回違うものをご紹介します。
上品でフレッシュなラベンダーの香り。
リラックス効果があり、おやすみ前のアロマにおすすめ。
上品でフレッシュなラベンダーの香り。
リラックス効果があり、おやすみ前のアロマにおすすめ。
海抜600~800mの土地で栽培されたラベンダーから抽出されたエッセンシャルオイルです。
芳香浴だけでなくスキンケアやボディトリートメントなど色々な用途に使える万能なエッセンシャルオイルです。
リラックス効果が高く、オレンジ・エッセンシャルオイルを加えて就寝前に香りを嗅ぐと物忘れ対策に良いと言われています。
アールグレイ紅茶の香り付けとしても知られているシトラスの香り。
気分をリフレッシュさせ、落ち着かせる効果もあります。
シャープですっきりとした清潔感のある香り。
抗菌作用があり、季節の変わり目などの鼻やのどのケアに。
森林浴をしているかのような清々しくすっきりとした香り。
心身を温める効果や、消臭効果が期待できると言われています。