DMAE原末

見た目年齢を決めるのは、「しわ」よりもむしろ 「ハリ」ではないでしょうか。 女優さんがいつまでも若く見えるのは、目が丸くぱっちり、顔の輪郭が 引き締まり、ほおがぷっくりと丸くなめらかだからのような気がします。 それではなぜ、まぶたや頬は年齢とともにたるんでしまうのでしょうか。

体の筋肉は骨についていますが、顔の筋肉は皮膚についているため、皮膚を 支える顔の筋肉である土台が衰えれば肌がゆるみ、たるみの原因になります。 衰えた筋肉は縮む力が弱くなり、重力によって毎日少しずつ伸び続けます。 この筋肉に「縮みなさい！」と命令を出しているのが「アセチルコリン」 という神経伝達物質です。若いときはアセチルコリンが活発に作られて 筋肉の収縮によりハリがありますが、年齢を重ねるごとにアセチルコリンの 産生量はどんどん減っていきます。

“DMAE”（ジメチルアミノエタノール）は自然界ではイワシやサケといった魚類に多く含まれている脂肪酸の一種です。“DMAE”（ジメチルアミノエタノール）は体内で「アセチルコリン」に変換され、年齢とともに減ってしまった「アセチルコリン」に代わって、筋肉が再び収縮するよう命令を出してくれます。

“DMAE”（ジメチルアミノエタノール）は89.14という非常に小さな分子なので、肌にすみやかに浸透します。 これは一般的なヒアルロン酸の約1120分の1。 ヒアルロン酸をバスケットボールとすると、DMAEはピンポン玉ほどのサイズしかありません。 分子量500以下なら肌に浸透するといわれていますので、“DMAE”が浸透性に優れていることがわかります。

“DMAE ”の効果は、2001年にヴォーグ誌で、全米ナンバーワンの皮膚科医と称された元イエール大学の臨床副教授のニコラス・ぺリコーン博士の実験によって立証されています。 その実験内容とは、17人の人の顔半分にDMAEクリームを塗り、30分後に顔半分ずつを比較。 塗った部分は全員のスキントーンが明るくなり、肌のたるみが改善、塗布するだけで引き締め効果が得られ、またその効果が24時間持続したことが確認されました。 その後2－3週間の使用で、顔が引き締まりフェイスラインがシャープになった、顔の年齢線が目立ちにくくなった、ハリが出たなどの効果が確認されています。

DMAEは元々人間の頭の中で作られる物質であり、イワシやサケなどの魚類に多く含まれている成分です。 2005年にジョンソン＆ジョンソン社が3％DMAEが有効という論文を発表しています。また日本で発売されているDMAE配合の化粧品で、副作用や毒性に関する報告はありません。

DMAEを提唱したペリコーン博士は、抗加齢と抗炎症理論の父と いわれており、今までに彼が出版した
・「ペリコーン博士のアンチエイジング革命（The Prricone Promise）」
・「ペリコーンの診断（The Perricone Prescription｣
・「医師によるトータルボディとフェイスのための若返り28日間」
はどれも全米でベストセラーとなりました。